旅の写真日記2 
 
中欧・東欧の旅 
世界遺産の街
を旅する 2010年6月
  ハンガリー ブダペスト  
    中世の街と芸術を観光目的とした。 当初は個人旅行を計画したが、スケジュールの関係で午後自由行動のできるツアーに参加する。

         
           ドナウ川とブダ王宮 国会議事堂(世界一豪華と言われている)
マウスポインターを載せてください
ドナウクルーズ    英雄広場

関空発アムステルダム乗継ぎハンガリー19時頃着。ホテルはブダペスト郊外のスタンダードクラス。
翌日朝、 05:00前に起きる、まだ暗いが地下鉄駅へは多くの人が出勤するため集まってきている早い出勤である。駅近くの店はオープンしているので散歩を兼て見物と自由行動の情報収集と切符の購入に行く。
 朝食後ツアーで市内へ行き、雨の中「ドナウクルーズ」へ。(連日の雨で増水しており「美しき 蒼きドナウ」「茶色に濁ったドナウ」となっていた) その後市内(中世の街並み)の見所観光王宮の丘を観光する。
 食事は朝ホテルでビュッフェ、昼・夜はレストランでハンガリー料理、どれも美味しかった。

    
        聖イシュトバーン大聖堂     マーチャッシュ協会       漁夫の砦    地下鉄の愛想のよいパン屋 地下鉄の切符
                       
         
       レストランにて        ライトアップされたくさり橋とブダ王宮     鎖橋の上で   ゲッレールトの丘から撮影 
 
夜は二人で「ドナウの真珠」と言われる夜景を見学に行きますと、他の人に朝買った地下鉄の切符を見せたら、皆も行きたいと言うことになり全員で行く。夜景は綺麗で来て良かったと言ってくれた。
王宮くさり橋近辺、ゲッレールトの丘夜景スポット、観光客で賑わっていた。 (ガス灯「白熱灯」の明かりが綺麗だ)

         スロバキア共和国    プラチスラバ
            
        プラチスラバ城      中央広場(日本大使館がある)     ミハエル門通り      モニュメントが色々ある

スロバキアの首都ブラチスラバへ向かう。プラチスラバ城を観光後、多くの観光客で賑わっている街の中心部を歩いて見学する。 昼食はドナウ川沿いのレストランで郷土料理を食べる。ハブスブルク家の女帝マリアテレジアが、ミハエル門だけ残し城壁を除け街を大きくしたそうです。

 
       オーストリア ウィーン     
                 
       シェーンブルン宮殿 ↑マウス  ヨハンシュトラウス像の前で クアサロンでコンサート ランチはウィナーニッシェル
               
           
       女帝マリアテレジアの夏の離宮シェーンブルン宮殿 庭園側          ベルヴェデーレ宮殿  クリムトの「接吻」が
          内部は写真撮影禁止           飾られている ↑マウスポインター
 
 夕刻、ウィーン郊外のホテルに着後、夕食を済ませ、自由行動で旧市街へ行き 「クアサロン」でコンサート(50ユーロ)を楽しむ。ドリンクタイムに見かけた、隣接の市民公園内のヨハンシュトラウス像がライトアップしていたので記念撮影。
 ウィーン観光は、豪華なシェーンブルン宮殿(1141室の内、舞踏会の開かれた大広間やモーツアルトが少年の時に御前演奏した部屋など20室)の観光。シェーンブルン宮殿と広大な庭園は、世界最古の動物園を含め、全てが世界文化遺産に指定されている。
 次に、バロック宮殿の最高傑作に数えられるベルヴェデーレ宮殿の見学。旧市街へ行きオペラ座近くで皆と別れ、自由行動をする。昼食はウイーン名物のウィーナニシュエルを食べる(豚カツの薄くて大きいもの、美味しい)。 
 
移動は昨夜クアサロン近くの駅で購入した公共交通機関24時間券(5,7ユーロ)を利用する。  (他の皆さんはオプションでウィーンの森へ行く)

    

 
        ホーフブルグ王宮と部屋 モーツアルト像 ケルントナー通り シュテファン寺院  王宮ミヒャエル門 馬車で巡る
                           

二人で気ままに、オペラ座からケルントナー通り(中世の豪華なバロック建築の建物と大勢の観光客で賑う)を散策しながらウィーンのシンボル、ゴシック建築の豪華な教会、シュテファン寺院へ行き見学する。
 その後、辻馬車(40分周遊65ユーロ)で旧王宮ミヒャエル門を通りホーフブルグ王宮(ハブスブルク家の宝物館・ウィーン少年合唱団がミサで歌う王宮礼拝堂・世界一豪華な王宮図書館)へ行く。

     
          美術史美術館    絵画の鑑賞      豪華な美術館内部   美術館の豪華なカフェ ゲルストナー トラムで移動
                                   
         
           国会議事堂           市庁舎      オペラ座          外部大型モニターで
        公演を見れる
郊外のアイロタワーホテル
                                        
 ハプスブルク家歴代の収集品を展示し、世界屈指の美術コレクションを誇り、ルーベンスやブリューゲルの作品群が特に有名な美術史美術館(12ユーロ)は入場できたが一部しか観ないうちに閉館時間となる。
 豪華なホールでハブスブルク家ご用達カフェ「ゲルストナ」が開いていたので休憩する、シューベルト、ベートーベンが此処でコーヒーを飲みながら作曲の構想を練っていたのではと考えると、格段と美味しいコーヒーとなった。
 近くのギリシャ神殿風で正面にはアテネの泉、知恵の女神が立っている国会議事堂を見学、その後ネオゴシック様式で中庭でコンサートなど催しが行われる市庁舎へ行き少し休憩。ブルク劇場近くのレストランで夕食を済ませ、トラムでオペラ座前に戻り、無料の外部大型モニターでオペラを観る。(観光客用?にイスが用意されている)
 夜も遅くなったので少し街を散策して、地下鉄とトラムを乗り継ぎ10PM過ぎにホテルへ戻る。(他の人達が、オプショナルツアーでウイーンの森「自然の散策とホイリゲでワイン」のコースに行ったが、本当はウィーンの街を観光したかったと言っていた) (地下鉄やトラムは番号で乗るが上り下りを間違うと逆方向に行くので注意を、乗車券のチェックは一度もなかった)

          チェコ共和国
                                  チェスキークロムロフ  街全体が世界遺産
     

        チェスキークロムロフ城      城壁から見た街                                    お城の塔

 チェコ共和国 チェスキークロムロフ観光。銀山で栄え14世紀から16世紀の中世の街が、そのまま残る魅力のある古都で、街全体が世界遺産に指定されています。
 ガイドをしてくれたオットーさんは、最近日本の放送局「世界不思議発見」「いってQ」など取材に来たとき自分が全ての案内をしたそうだ、なぜかと言うと他に日本語の話せる人がいないからだそうです。 (お城はトリック絵が多い)

       プラハ    英語 PRAHA チェコ語 PRAGUE  
           
           黄昏のプラハ城         プラハ最古のビアホール ウ・フレクー
     
             聖ビート大聖堂    ステンドグラス「聖キリル
と聖メトディウス」
王宮の門 衛兵の
交代式
直立不動の衛兵  楽しく素敵な人たち
             
 黄金の街 プラハ 車窓から黄昏のプラハ城を撮影する。夕食はプラハ最古のビアホールに行く演奏にあわせ客の歌や踊りがあり賑やかで楽しい、黒ビールは美味い。
 朝、旧市街の旧市庁舎と中央広場からカレル橋(聖人の像、フランシスコ・ザビエル像もある)を渡りプラハ城へ向かう、城内の聖ヴィート大聖堂(14世紀の神聖ローマ皇帝カレル4世の時代にゴシック様式の大聖堂になった)は外観・内部ともに豪華で威厳がある。(ミュシャ作のステンドグラスは有名) その後、皆はオプションで行くため別れ、新婚さんと私たちが自由行動する。
 新婚さんは買い物へ、私たちは王宮へ、楽しみにしていた正午に行われる衛兵の交代式を見るため急いだが間に合わない、記念に衛兵に写真撮影をお願いする。黄金の小道(カフカという有名な作家が住んでいた家もある)は工事中で見学できなかった。王宮の門近くにあるレストランで休憩を兼ね遅い昼食をした。
 女房は私が席を離れている間にイギリスから観光に来ている二組の夫婦と手振りや日本語の中に一部の英単語で、楽しく笑いあっていた?ユーモアのある素敵な人たちで楽しいひと時でした。
 (ツアーの食事はどこのレストランでも室内、現地の人は路上のテラス席、自由行動の食事は全てテラスを利用する。料金は同じ)

         
             旧市庁舎カラクリ時計   「プラハの春」音楽祭メイン会場 スメタナホールと火薬塔 テラスで夕食
                             
             
        カレル橋からプラハ城を見る       カレル橋からプラハ城の夜景       ライトアップした広場        バーツラフ広場  ↑夜景     

プラハ城から、お土産店が並ぶ通りを散策しながらカレル橋(ストリート・パフォーマーや露店で混み合う)へ戻り、街の中心部を観光する、火薬塔横のスメタナホール(プラハの春メイン会場)のテラスで夕食を済ませ、メインストリートをのんびり歩いて、オバマ大統領が平和宣言をした、ヴァーツラフ通りを観光する。(プラハ城からは歩いて回れる範囲)
 ヴァーツラフからトラム(電車)で街からかなり離れたホテルに戻る、がハプニングあり、乗車券を買うのに自販機に調べた額の券が無い、近くにいた人が半分くらいの額の券をジェスチャーで教えてくれ自分で勝手に押す。乗った後チェコ語で停留所のアナウンスはあるが何と言っているかわからない、乗客もいなくなり停留所の地図を見ると、だいぶ手前の停留所でストップと言って降ろされた、理由はわからず暗くなっており不安になったが通りかかった車が止まってくれ、行く先を地図で指さしたら、地図にこの先に行くにはX9のバスに乗るよう書いてくれた。
 バスに乗り電車道を見ると工事でレールが外されていた、そのため安かったのか みんな親切な人たちで降りる所も教えてくれた。予定より少し遅れたが10時半過ぎにホテルに帰る。
  朝食後、帰国の準備をする。プラハからアムステルダムへ行き、乗り換えて関空へ。翌朝着。


       お土産情報(参考になれば)

       
○ハンガリー : 刺繍 (専門店には手頃な物から高級品まである)
                  ワイン (貴腐ワイン発祥の地、トカイ貴腐ワインが有名 土産店よりSPARは相当安い) 
                  日本にもあるSPARの本部はハンガリーだそうです。

      ○オーストリア: モーツアルトチョコレートが多い、エリザベート皇后の品も多い、他にワイン、岩塩など

      ○チェコ    : チョコレートや陶磁器・ガラス製品類、チェコビール
                 おすすめはボヘミアングラス旧市庁舎広場近くの工房では手頃な物から高級品まで
                 あるが価格は相当安いと女房は手頃な価格のグラスを買っていた。

           通貨 ハンガリー:フォリント  オーストリア:ユーロ  チェコ:コルナ    
  
      チップ は必要  ○ 観光地のトイレは有料や管理人にチップが必要な所が多い (日本円で50円相当のコイン)
                    ホテルでのチップ(2ユーロ相当のコイン) 

      所持品で役に立った物  ○変圧器、C型プラグ(カメラ、携帯、パソコンの充電)
                       ○カメラ用三脚(二人一緒に撮るときや夜景撮影で効果あり)

  
 
中欧・東欧の旅は
 
各地共に、中世の建物が現在でも利用されている、また観光の見所が旧市街に集中しており歩いて回れる。
 少ない時間のため、考えていた見所の一部しか観光できなかったが、内容の充実した行動ができました。
 また、少人数のツアーであり団体行動にも余裕がありました。 
 また行きたくなる世界遺産の素晴らしい街でした。